◇ 通信制高校の学費の仕組み
通信制高校の学費は大きく2つに分かれます。
① 単位を認定する本校への学費
→ 単位料や本校に関する費用が該当します。取得すべき単位については各個人の状況により異なりますので、入学時の状況により大きく異なってきます。また、年間の単位数は12単位から設定できるので、個別の状況に応じた単位修得計画がつくれます。
②分校やサポート校といった普段通う事となる校舎への学費
→ 特別指導料等が該当します。登校日数により学費が異なりますので、自分に合ったコースをお選びください。また、年度途中の入学については入学時期により学費が異なりますので、詳細は校舎へとお問合せください。
◇ 新入学の方
【週3日(火・木・金)コース】
単位料 | 262,500円 | 1単位10,500円 × 25単位(基準単位) |
本校諸費 | 108,000円 | 本校の設備・教育運営・教育充実費 |
特別指導料 | 398,000円 | 神戸長田校や地域での学習活動費 |
合計 | 750,500円 | 本校と神戸長田校の費用を合算した額 |
就学支援金 | ▲262,500円 | 詳細は下記「就学支援金について」をご覧ください |
実質負担額 | 506,000円 | 就学支援金を差し引いた実質のご負担額 |
【週5日(月~金)コース】
単位料 | 262,500円 | 1単位10,500円 × 25単位(基準単位) |
本校諸費 | 108,000円 | 本校の設備・教育運営・教育充実費 |
特別指導料 | 652,000円 | 神戸長田校や地域での学習活動費 |
合計 | 1,022,500円 | 本校と神戸長田校の費用を合算した額 |
就学支援金 | ▲262,500円 | 詳細は下記「就学支援金について」をご覧ください |
実質負担額 | 760,000円 | 就学支援金を差し引いた実質のご負担額 |
◇ 就学支援金について
【対象要件】
- 生徒が日本国内に住所を有している事
- 高等学校を卒業(修了)していない事
- 在籍期間が48ヶ月(全日制は36ヶ月)未満で支給対象単位が74単位未満(年間上限30単位)
- 保護者の年間収入が一定額未満である事
【支給額】
通信制・単位制高校の支給基準額は「(1単位4,812円÷履修期間×登録単位数)×支給対象月数」です。また、保護者等の県民税所得割の額と市町村民税所得割の額の合算額によって加算する場合もあります。
県民・市町村民税所得割額 | 支給額 | 備考(支給上限は単位料まで) |
0円 (非課税もしくは生活扶助受給) | 262,500円 | 25単位として計算し、単位料の上限まで支給 |
~85,500円未満 | 262,500円 | 25単位として計算し、単位料の上限まで支給 |
~257,000円未満 | 262,500円 | 25単位として計算し、単位料の上限まで支給 |
~507,000円未満 | 120,300円 | 25単位として計算し、120,300円を支給 |
507,000円以上 | 0円 | 支給対象外 |
【留意点】
- 単位料を超えての支給は無く、年間30単位、通算74単位までが支給上限となります。
- 就学支援金は国の制度となるので、法改正や施策により受給できる額に変動が生じます。
- 保護者等の所得や前籍校の期間や履修単位数によって支給額は大きく異なります。また、支給額は学校が決定するものではありませんので、県からの通知を受け次第ご連絡いたします。
- 各年度の就学支援金は、進級生は次年度学費と相殺、卒業生は還付となります。